
伊川小学校の子どもたちや地域の方とタイルづくりを進めてきました新門司海浜緑地の草野貴世さんの水飲み場がついに完成しました。2002年度からワークショップをはじめ、まちづくりや環境づくりへの「子どもの参画」「アーティストの参画」がひとつ具体的な形になったと思います。

今回の取り組みを通じて、子どもたちの自由な発想を具体的な空間や環境の整備に置き換えていくうえで、アーティストの方の力が非常に大切なものだと感じました。既製品のテーブルやイス、柵を並べるだけでは、子どもたちが本当に欲しがっていた「手触り感」や「手がかり」「素材感」「生活とのつながり」などはなかなか生まれないものだと思います。
非常に多くの方のご協力とご理解を得て、できあがったものです。ぜひ早く、この人工海浜で地域の方がイベントなどをしてくれたらいいなと思います。灯明もやってみたいです。(ふ)