2005年6月6日(月)、アイランドシティとアートを考える「アイランドシティ・クリエイティブ推進機構準備会」通称「しまげい」発足および第1回勉強会に参加してきました。「しまげい」は、
アイランドシティにおける文化・芸術が息づくまちづくり「提言」の実現のために設置されたものです。
東京藝術大の熊倉純子さん(以前は企業メセナ協議会にいらっしゃった)がゲストで、
取手アートプロジェクトなどの事例のお話がありました。市民参加型のアートプロジェクトを展開する取手ですが、おもしろかったのは、運営組織が、アートマネージャーの育成を目的としたTAP塾というのを中心に、サポーターなどによって構成され、専門家がいないという点です。「市民参加のまちづくりを市民がつくっていく」というハイレベルな気がしました。
また、ICでのアートの展開については、「アートで市民づくり」、つまり、従来の機能のデザイン(効率性や経済性重視)にアート(わくわくすること、自由)を持ち込むことが大事だといわれてました。
山野さんからも現在進行中の
横浜トリエンナーレ2005なんかの話が出て、SOHOやダブリンをはじめ、スラムっぽいところにアーティストが住み着いて、環境が変わった事例はたくさんありますが、「はじめからアーティストがいるアイランドシティって・・・」なかなかイメージわかないなという感じでした。
個人的には、今秋、横浜トリエンナーレや
BankART、取手を見に、ツアーを組みたいところです。スポンサー募集中。(ふ)
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