三大修験道の一つに数えられる英彦山。福岡県の添田町にあります。
近年、修験者や参拝者、観光客が減っています。
町は打開策のために山の中腹にある奉幣殿までのスロープカーを整備したのですが、高齢化、人口減少の中であまり効果を発揮していません。さらにスロープカーで往復する人が多くなったため、石段の歴史的景観を保っている参道を通る人は逆に少なくなってしまいました。
そのため、添田町は英彦山再興に向けて、周辺施設の再整備や回遊性向上策の計画、設計を行うことになり、弊社がプロポーザルの結果、採択されました。
歴史的資源の保存をしながら活用する積極的な提案を行っていきたいと思います。