唐津市の文化的資源を活用した城内まちづくり計画策定委員会の第2回が開催されました。場所は唐津の近代化に多大なる貢献をした大島小太郎が創設し、辰野金吾の弟子、田中実が設計した旧唐津銀行。 まさに文化的資源の活用を考えるにふさわしい場所。これも一つの活用です。 肝心の計画づくりについては、委員会から事務局への宿題が多く出されました。次の委員会までの準備がまた大変そうです。
後片付けでは、事務用長机を、鉄の厚い扉の向こう(つまり金庫)にしまっていました。確かにこのような備品がなければ活動はできません。しかし、何という贅沢な長机でしょうか。 過去の建物をンバージョンするとき、このような、一つの時代的価値では絶対にありえない“ギャップ”が生まれることが多いのです。ここが面白い。
岡大輔